Googleドライブの仕様が変わっていて「マイドライブ」で同期するローカルフォルダの変更に手間取ったお話
[2023/02/22]
インベスターZという、投資をテーマにした漫画を読んでいたのだけれど、その中でこんな一節がありました。
「要するにルールを作る国と
ルールを守る国の違いさ・・」
漫画の中では、宇宙開発のベンチャー企業経営者が口にした言葉で、ロケットをテストで飛ばすのに日本は様々な書類を準備して許可を取るのが大変・・。でもアメリカでは逆で、やりやすいように国がバックアップしてくれる・・というようなコンテキストで出てきたセリフ。
これを読んだとき、ふと、懐かしいmp3のことを思い出しました。
ずいぶん前、iPodが出現する前の時代。
技術的には音楽CDからリッピングしたmp3ファイルをPCで聴くことは簡単にできたんだけれど、当時のガラケーでmp3ファイルを聴こうとしたら、すんごく苦労したんですよね。
当時はまだ、Panasonic のSDカードとSONYのメモリースティックが覇権を争っていたような時期だったと思うのだけれど、使っていたケータイがシャープ製のものでした。
で、SDカードが使えたので、SDカードにmp3を入れれば、ケータイで音楽聞けるじゃん!と思ってチャレンジ。
ところが、これが一筋縄ではいかない・・。
最終的に分かったのは、目的を達成するためには以下のものが必要だということ。
・著作権保護機構のついたSDカードリーダー(ふつーのじゃダメ)
・著作権保護機構のついたSDカード(ふつーのじゃダメ)
・専用のソフト(Panasonic製の SD-Jukebox とか)
なんちゅーガンジガラメな!と驚いたのを覚えています。
結局迷っているうちにiPodが世の中に出始め、廉価な海外製mp3プレイヤーも出てきて、そっちを使うようになったんですよね。
で、使ってみたら、
「あれ、普通にmp3ファイルコピーするだけで聴けるじゃん・・」
って逆に驚きました。
日本のメーカーはルールをきちんと守っていた、ってことなんでしょうね。
でも、仮に日本のメーカーがルールを破る側(新しいルールを作る側)に回ると、叩かれてつぶされてしまう気も・・。
なんてことを感じながらインベスターZを読み進めるのでした。