Googleドライブの仕様が変わっていて「マイドライブ」で同期するローカルフォルダの変更に手間取ったお話
[2023/02/22]
このストーリーはフリーランスのエンジニアに興味がある方や、すでにフリーランスエンジニアとしてお仕事をされていて、他の人がどんな状況なのか興味がある方に向けて書きました。(まとめて読みたい方のために、本ページ末尾に PDF 他のダウンロードリンクがあります。)
フリーランスに転向しようとされている方にとって役に立つよう、生々しく実体験を書き綴っています。(できれば今の会社を辞める前にぜひご一読を・・)また、当初100%エージェントさんに依存していた状況から、Web系にスキルチェンジし、Twitter経由で直接契約、フルリモートワーク、週4日稼働というスタイルに変化した経緯をお伝えしています。
人それぞれ、良い時期、悪い時期の波があるかと思います。本書は、著者の「暗黒時代」から物語がスタート。ハラハラ、ドキドキな物語としても楽しんでいただけます。
世の中に正解なんてありません。どんな仕事に就くかも同じです。下手にフリーランスを推奨することもしませんし、自分が多少の失敗をしたからと言って悲観的なことばかりを書くつもりもありません。向く人、向かない人について客観的にお伝えしています。
全体の文章量を割とコンパクトに抑えています。時系列のストーリーに加え、ところどころにコラムを挿入し要点を伝える、というスタイル。読みやすいよう、一般的な新書の半分程度まで文章をそぎ落としています。
「フリーランスへの転向にちょっと興味がある」「いつか将来、フリーエンジニアになるのもいいかも・・」ぐらいの方にはあまりお勧めできません。 逆に、著者自身の「これ知ってたら、数十万収入増えてたな・・」という経験談も書いていますので、実際にフリーランスになろうとされている方には、損失を回避する意味で読んでいただく価値はあるかと思います。
申し遅れました、S(エス)と申します。本サイトをご覧いただきありがとうございます。
まずは簡単に自己紹介をさせて頂きたいと思います。
1970年代前半、愛知県生まれ。初めて仕事としてPCに触れたのは、知人から頼まれた「名刺をひたすらdBASE IIIに入力する」というアルバイトでした。当時はまだDOS/Vすら普及していない、PC98全盛の時期。学生のアルバイトとして時給700円ぐらいで雇われていました。
社会人として最初に入った会社は、名古屋の小さなITベンチャー。社員10人程度の受託開発をメインとした会社でした。プログラマとしてひたすらコーディングの日々を過ごしつつ、たまーに上司に連れられて、エンドユーザーさんとの打合せに参加する、という感じでした。仕事自体は楽しかったのですが、入社以降ずーっと、とある超絶マイナーパッケージソフトのカスタマイズしかしておらず、「もしやココに居ると、ずーっとこのままなんじゃ・・。もっと一般的な言語の仕事がしてみたい・・。」と転職を決意しました。
2社目は開発者だけで70名ほどが在籍する、自動車関連メーカーの子会社。親会社の情シス部門が切り出され、受託開発を請け負う小さなSIerとなった会社でした。今考えれば、給料はそれなりに良い金額を頂いていましたし、残業代もきっちり頂ける、良い会社だったと思います。VBやJavaなど、メジャーな言語やOracleを使ったプロジェクトが殆どで、良い経験を積むことも出来ました。また、要件定義からテストまで、十数人ぐらいのチームリーダーもやらせて貰いましたし、人間関係の大変さに胃が痛くなったことも、今では良い思い出です。仕事量もご他聞に漏れず波があり、大手外資系SIerの下に入って残業160時間オーバーのデスマーチなんてのもありました。
歩んできた分野としてはオープン系、OSはWindowsのみ/開発言語はJavaとVB.Net/DBはOracleメイン/キャリアの後半は要件定義・設計を受け持つSE兼管理職/小規模なチームリーダーの経験あり、といった感じでしょうか。
その後独立し、現在は名古屋でフリーランスのITエンジニアとして活動しています。最近はスキルセットをいわゆるWeb系(サーバーサイドはCakePHPやLaravelなどPHPメイン、フロントはVue.js)に変えました。おかげさまで、Twitter等でお声がけ頂き、エージェントさんを通さずに直接お仕事を頂けるようになってきました。
さて、そんな地方在住の、とある男がフリーランスエンジニアになるドタバタなストーリー、はじまりです。
本書の構成 »
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