夜明けは近い…か?

2020/01/04

ドキドキの船出

しばらくしてから、エージェントさんから連絡がありました。ある企業から「一度会ってみたい」と面接のオファーがあったとのこと。その連絡を受けて少しだけホッとします。エージェントさんからは大丈夫と言われていましたが、実際どうなるかなんて、世の中分かりませんから。ともかく興味を持ってもらえた、ということに一安心です。

面談の日程が決まり、あっという間にその当日。エージェントの方と待ち合わせて、面談へ。特に問題も無く、言語や経験など簡単にお話してあっさり終了。エージェントさんの話では、今日の感触としてはおそらく大丈夫だろう、とのこと。結果が分かったら連絡します、というわけで、初面談は終了となりました。

後日、予想通りOKが出たとのことで、案件確定です。ふぅ、これでひと安心・・。

そして約1ヵ月後、無事退職となりました。

参加する案件も決まり、新しい職場に通い出します。以前に経験もあったJavaの案件。これならなんとか務まりそうです。緊張しつつも、いろいろと教わりながら環境の整備。徐々に仕事をこなしていきます。

2週間ほど経った頃でしょうか。他にも同じぐらいの時期にプロジェクトに参加した人がいて、合同で新人歓迎会も開いていただきました。人とのコミュニケーションに関しては特に苦手意識も無いので、その辺りはうまくやっていけそうです。

資金ショート発生

まずいことに気が付いたのは、スタートして半月ほど経った頃でしょうか。

それまで毎月の給料は自動振込みされており、全て奥さんの管理下にありました。いわゆる小遣い方式だったわけですが、独立後は主客逆転することになりました。

奥さんから見れば、それまで振り込まれていた約20万円(19万+残業代少々だったので大体このくらい)が減ると困るのですが、逆に言えば、毎月その金額があれば取り合えずはやっていけるので、金銭的な不安は解消するわけです。さすがに現状維持では申し訳ないので、事前の約束として「生活費として今までより数万は多く渡せる(ボーナスはないけれど、年間で20万円ほどの収入増になる)」と伝えていました。

ところが通帳を見てみると、渡す現金がないのです。

「え!・・なんでこんなことに!?」

気づくのが遅かったのですが、エージェント会社からの支払いサイト(支払いまでの猶予期間のこと)が原因でした。それほど気にしていなかったのですが、エージェント会社からの条件は「月末締め、40日後払い」と言われていたのです。

今回の状況を時系列で書くとこんな感じになります。。

  • 11月15日:この日付けで退社
  • 11月16日:フリーランスとしての準備開始。開業届を提出したり、名刺作ったり。
  • 12月 1日:フリーエンジニアとして働き始める。この日から開発現場に通い始める。
  • 12月16日:前職の最後の給料が振り込まれる
  • 12月31日:フリーエンジニアとして1ヶ月働き終わった締め日
  • 01月16日:今までなら給料が振り込まれていた日。退職したので当然今までの給料はもう入らない。しかもフリーになった1ヶ月目のお金はまだ支払われない。ここで資金ショートが発生。
  • 1月31日:フリーエンジニアとして活動開始後、2ヶ月経ちました。
  • 2月10日:初めての入金確認、ホッと胸をなで下ろす・・

と、いきなりの資金ショート発生です。手元に現金の無い状態で迎える年末は、かなり心細いものでしたょ・・。現金の大切さを痛感する、良い経験になった、と前向きに捉えておくことにします。

※お恥ずかしい話ですが、このときの不足分は親に借金・・。その後2ヶ月かけて返済しました。

初めての入金

待ちわびた1月10日。何しろ初めての入金予定日です。まさかエージェント会社がトンズラして振り込まれなかったりしたらどうしよう・・。そんな不安が頭をよぎりつつ、銀行ATMへ。

おお、ちゃんと入金されてる!いやー、良かった良かった。ともかく予定通りに支払いが行われて、ようやく安心できました。

コラム 裏技:サラリーマンのまま個人事業主として開業する

もっと早く知っておけば、と思うことのひとつがコレ。実はサラリーマンのままでも、個人事業主として開業できるんですよね。

「どちらかしかダメ」なんていう法律がある訳でもないし、開業届けを出したからといって、勤め先に連絡が行くこともありません。

ばれるとすれば、確定申告で住民税を特別徴収(給与から天引き)のままにした場合ぐらいでしょうか。(詳しくは「副業 普通徴収 特別徴収」でググってみて下さい。)

なんの為にそんなコトをするかと言うと、会社からの給与と、副業での収入(というより損失)を損益通算するためです。

例えば、副業でネットショップをやる場合なんかには、おそらく暫くの期間は売り上げは殆どないかと思います。でもPC用意したり、レンタルサーバーの費用を払ったりと、投資が必要になるわけで、当然赤字になります。

一方、会社からの給与は当然プラスなので、副業の方で発生したマイナスを損益通算して、確定申告時に必要以上に支払った税金を返していただく、と言うこと。

ざっくりとしたイメージとしては、投資した金額の約10%が戻ってくる、という感じでしょうか。PCその他もろもろで30万使った、となれば、約3万円が戻ってくることになります。

この金額を、どう捉えるか・・。なにしろ、確定申告についてはこのあとにも詳しい状況を書いているのですが、やはり面倒ではあります。面倒だけれど、どうせお金については取り組むことになるわけなので、「どうせなら前向きに取り組もう」と思える方には、手間をかける価値はあるかもしれません。

とは言え、ダークサイドに陥らないようご注意を。事業に関係ないものまで費用として計上し、節税ならぬ脱税と判定されればあとから困ったことになります。例えば5年後、事業が上手くいってウハウハになったところに税務調査が入れば、5年遡って調査されてしまいます。5年先の自分が「あーあ、やめときゃ良かった・・」なんて嘆かないように、誠実な行動を心がけて下さい。

 

【ただいま改訂版を公開すべく作業中でございます…?】

第一版でもいいから読んでみたい、という方はこちら↓からPDF/epub/mobiファイルが無料ダウンロードできます。