Googleドライブの仕様が変わっていて「マイドライブ」で同期するローカルフォルダの変更に手間取ったお話
[2023/02/22]
「さすがにこれは、ちょっと無理だな…」
そう諦めたのは10月の中旬に入ったころでしょうか。
方向転換して、地元のエージェントさんに当たってみることにしました。
転んでもただでは起きたくないので、この際、いくつかメジャーなエージェントさんに登録して、各社の違いを実体験してみよう…そう思いながら複数社に申し込みをしてみます。
この時に得た教訓をまとめると以下になります。(自分のブログ記事より抜粋)
そんな風にして、再度エージェントさんとの面談祭りが始まりました。
この時に面談まで進んだのは記録によると4社。
各社対応は様々で、おそらくは「この人、いろいろ条件付けてきて面倒な人だなぁ…」と映っていたのではないでしょうか。
そんな中で、たまたまなのだと思いますが、割と名前をよく聞くレバテックの担当者さんが頑張ってくださって、
という案件を提案してくれました。
常駐先の社員の方との面談もスムースに進み、10月下旬から現地入りする運びとなったのでした。
※念のためお伝えしておきますが、特定のエージェントさんを推すつもりはありませんし、紹介報酬を狙うためにこの電子書籍を書いたわけではありません。昨今は自分のもとにも「エンジニアを紹介していただけたら、その方が案件に入っている間はずっと月々〇万円お支払いします!」のような勧誘があります。もし「お仕事紹介します!」という話がやってきたら、その人が何のために行動しているのか?を気にしたほうが良いかもしれません。
このあたり「エージェントはどこがいいのか?」というお話は、おそらく会社単位ではなく、担当してくれる営業さんが合うか合わないか、に依るのだと思います。
この時は、レバテックさんの名古屋営業所が出来て少し経ったぐらいの時期で、そこに東京から赴任された、若い男性の営業担当さんがついてくれました。
恐らくですが、実績を上げるためにかなり必死で頑張ってくれたのだと思います。
さてさて、この時に僕が仕事にあぶれた(自分の希望の仕事に就けなかった)のはなぜか?というのを反省してみたいと思います。
原因らしきものをいくつか挙げてみると、
当時、たまたま知り合ったエージェントの方から聞いた話では、ちょうどこの10月あたりは案件がすごく少なくて、その道のプロであるエージェントさんでも少々苦労されたとのこと。
なにしろWeb系の実務経験が実質6カ月しかありません。エンジニア歴は長いとしても、即戦力にはならないでしょうから、冷静に採用側の身になって考えれば、はなから除外されますよね、きっと。
ブログは書いていたものの、あまり技術的な記事は書いていませんでした。ちょっとだけ反省して、最近は自分が躓いたときなんかにメモの意味でもブログに記事として載せるようにしています。おそらく、経験値がそこそこ(例えば、ちょっと足りないかもな…と判断されそうな1年とか)だったとしても、きちんとアウトプットをしていれば、判断材料として良い方向に働くかと思います。
「自分の場合はTwitterでつぶやくとすぐ仕事の依頼が来ますよ」みたいな人を何人か知っているのですが、そういう方々は、たいていつながりを多く持っています。僕もこのあたりはまだまだだな…と感じています。
と言ったところでしょうか。
ともあれ、強く感じているのは「ネットの世界で何もアウトプットをしていないなら、それは存在しないのと同じ」ということ。
少なくとも Twitter アカウントを用意してたまにつぶやいてみたり、ブログ・Qiita・Zenn・note 等で記事を書いてみたりは必要かと思います。
おそらく最強なのは、自分で何かしら動くサービスを作り、GitHubでソースを見てもらえる環境を用意しておくこと。なにしろ採用して良いかどうかの判断は、ソース見ないと怖くてできませんから…。
いずれにしてもアウトプットをするには相当な時間がかかります。面倒ではあるんですが、将来の自分を助ける資産になりますので、少しずつで良いので、コツコツ頑張って取り組んでください。
CakePHPにも少しずつ慣れ、1カ月が過ぎた頃でしょうか。
このころ、いわゆるIT勉強会やもくもく会などのリアルイベントにちょくちょく顔を出すようにしていました。
ある日、とあるイベントで知り合った人からメールが届きまして「弊社で Vue.js のエンジニアを探しておりまして、もしご興味あればいかがでしょうか?」とのこと。
これはチャンスかも…と思いつつも、なにしろ6カ月しか実務経験がありませんので、そう簡単に事が運ぶとも思えません。とは思いつつも、ダメもとで「ぜひ一度お話させてください!」と返信しました。
そして後日、CTOとエンジニアさんを含めたリアル面談があり、どんなことに取り組まれているか、どんなことを期待されているか?など、実際にソースコードを拝見しながらお聞きすることができました。
6カ月の経験のうち、後半はほとんどフロントを触っていたこともあり、なんとかお二人のお話は理解できた気がします。技術的な疑問を投げかけて回答をいただいたりしながら、適切なコミュニケーションを取れたかな?という感覚はありました。
その後のやり取りで、どうやらスキル的にはギリギリOKをいただけたようで、もし可能であれば、参画してほしいとのお返事をいただくことができました。
やったー!と喜びつつも、今度は「いつから参画できるのか?」のタイミングが問題になってきます。先方はかなりお急ぎの様子ですが、自分の状況はというと、新しい環境に入ってまだ2カ月ぐらい。仕事面では、指示された作業を淡々とこなせている状況ではありましたので、多少は頼りにされているのかな?という手応えはありました。そのため、6~7割はこのまま契約を継続してくれるのではないか…とは思いつつも、実際は「この人、使えないなぁ…」なんて思われている可能性も十分にあります。
契約終了したいと思われているのであれば、ちょうど良かった…で済むのですが、問題は契約を継続したいと思われている場合です。さすがに「来月で契約終了させていただきます」と一方的に通告して終了、というわけにはいかないので、おそらくは交渉が入り、その結果としてプラス1~3か月延長して終了…ぐらいが落としどころかな…と想像していました。
その辺りの状況を新しい案件(Vue.js の案件)の担当の方に伝え、それでも参画可能かどうか?をお聞きしてみたところ、「状況、了解しました。もちろん参画いただければありがたいです。ただし、弊社も人材確保についてはかなり急いでおりまして、並行してエンジニア採用に動いております。そのため、タイミングによっては他のエンジニアが先に決まってしまい、お断りする可能性がありますので、その点だけご了承ください。」とのお返事。
そりゃそうだよね、と納得しつつ、現案件を離脱する準備に取り掛かります。
ここで微妙にトラブルが発生してしまいました。
常駐していた Cake PHP の案件、実際には現場の方々が自分のことをどう感じていらっしゃるか、本当のところは分かりません。
なので、こういう時は現場で直接やり取りをせず、エージェント経由で様子を伺ってもらう、というのが常套手段と考え、その旨をエージェントさんに打診しました。
が、実のところ、自分と現場の間にレバテックさん含め3社のエージェントが入っていました。
こちらからは、契約終了についてのお伺いメッセージを、こんな感じで発したつもりでした。
「契約の更新についてなのですが、実は知人からお誘いを頂いておりまして、そちらに参画したいと考えております。 果たして自分は御社のお役に立てているでしょうか? もし契約を更新したいとおっしゃっていただける場合、大変心苦しいのですが、できるだけ早い段階で契約を終了させていただきたいと考えております。希望時期としましては、12月末を考えておりますが、もしご迷惑をかけてしまったり、強く延長を希望されるようでしたら、各社エージェントを含め、終了時期を調整させていただきたく存じます。」
ところが、間に3社入っていることもあり、
「知人に誘われてそちらの仕事に入ります。なので契約は更新しません。以上。」
ぐらいの勢いで伝わってしまった模様。
後日、現場のマネージャーさんに呼び出され「一方的すぎる!」と強くお叱りを受けてしまいました。
一瞬、弁解しようかとも思ったのですが、かなりご立腹の様子でしたし、下手に延長になってしまっても困るので、そのまま平謝りしつつ、先方に随分とご迷惑をおかけしながら契約終了となりました。
おそらくどんな業界も同じかと思いますが、意外な人と意外な人がつながっていたりして「この業界は意外に狭いなぁ…」なんて思うことがあります。ですので、読者の皆様は、こういった立つ鳥跡を濁すようなことは、できるだけ避けるよう心掛けていただければと思います。
そんな風に迷惑をかけつつも、ともかく案件終了時期が確定しました。
となれば、次のお仕事を紹介してくれた知人にさっそく報告です。
「終了時期、決まりました!」
そう連絡してみたところ、はしごを外されるような返信が…。
「あれからエンジニア2名参加が決まってしまいました、ごめんなさい!」
なんと…。
まぁ、そんな予感はしていましたが、無理に契約終了した罰なのかもしれません。
フリーランスあるあるなお話ではありますが、こうなると、ともかく急いで次の案件を探さなくては。
10月の「なかなか仕事が決まらなくて背中がひりつく感覚」がよみがえってきます。
さてそのころ、たまたまネット上でいくつかお声がけを頂いていました。
(やはりこういうのはタイミングがすべてで、運次第なのではないか…という気がしています。)
そのうちの一つが、またしても怪しい Twitter アカウントからのDMでした。
東京のスタートアップ企業から「Laravelエンジニアを探しております。スタートアップなので金額面でご満足いただけない可能性がありますが、もしご興味あれば面談の機会を頂けないでしょうか?」とのこと。
一度お話聞かせてください、と打診して、CTOの方と副業で入っていらっしゃるエンジニアさんとのWebミーティングに参加しました。
その後、経営陣の方ともWebミーティングでお話して、無事フルリモートでの参画が決定。金額面では確かに希望単価より25%割引ぐらいになってしまいましたが、ともあれメンバーの方々や経営陣もとても物腰の柔らかな方々でしたので、ぜひお願いしますと返信して参画が決まりました。
「よーし、来年からは再度フルリモートワーカー!これでようやく安心して年が越せる…」そんな風にして、多少落ち着いた気持ちで年末を過ごすことが出来ました。
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