Googleドライブの仕様が変わっていて「マイドライブ」で同期するローカルフォルダの変更に手間取ったお話
[2023/02/22]
こうして新たな一歩を踏み出せることになりました。
さっそく指定されたオフィスに通い始め、環境を構築し、Laravelで作られた業務システムの開発に取り組んでいきます。
お声がけ頂いたのが、すでに上場されている企業さんと言うこともあり、組織体系もしっかりしています。
また、受託開発ではなく、自社のシステムを開発していくというお仕事だったので、お客さんからの過度なプレッシャーはありません。毎日定時で帰宅できる、かなりホワイトな職場でした。また、営業チームの若い人たちもとても爽やかで、笑いの絶えない働きやすい職場でした。
LaravelとVue.jsという経験値の低い技術ではありましたが、割とスムースに馴染めたように思います。
経験が浅いため、いろんな場面で躓きながら、
・実際の業務で使われるWebシステムは、コントローラーやサービス層など、どんな状態になるのか?
・数百オーダーのテーブルを持つ複雑な仕組みの改修で、どこまで生のSQLを書かずにORMの作法に沿うべきか?
・複数名のエンジニアと共同作業をした時、git でどんなイレギュラーな状況が発生するのか?
・BackLog を使ったチケット駆動開発が、実際にどんな風に行われるのか?
などなど、とても学びになる体験をさせていただきました。
また、この経験の中で学んだモロモロをいつかきちんとアウトプットしようと思い、悩んだり躓いたりした時に、その都度メモを残すようにしました。
準委任での契約は、おそらくいろいろな形があると思うのですが、よく聞くパターンとしては「基本的には3カ月ごとの契約更新でお願いします。ただし、自社になじむかどうかを見定めたいので、最初だけ1カ月の契約とさせてください。」というもの。
この時も事前に「最初だけ1か月後、それ以降は3カ月ごとに契約更新する/しないの判断をさせて頂きます」とのお話がありました。
となれば、1カ月の間にいかに信頼してもらえるか?がカギになってきます。
すばやく環境構築を済ませて、現状のシステムのキャッチアップをして、依頼された作業をそつなくこなして…。
スムースに仕事になじめるよう、かなり気合を入れていた気がします。
一応は頼まれたタスクはそれなりにこなせていたのですが、果たして先方にとってはどう映っているのか…。お役に立てているだろうか?不満に思われたりしていないだろうか…?
1カ月が経過する少し前、チーフエンジニアから「ちょっと会議室でお話しましょう」とお声がけがありました。
ドキドキしながらのミーティングでしたが、無事に契約は継続して頂けるとのこと。
多少なりともお役に立てているようで、ホッとしたのを覚えています。
さて、3カ月ほど過ぎて、割と職場にも仕事にも慣れてきたころ、新しいエンジニアが入社してくる、という話が浮上しました。
「うーん、机が足りなくなるなぁ…。そうだ、佐藤さん。そろそろリモートワークにしましょうか。」
という訳で、翌週から自分だけリモートワークでの勤務が決まったのでした。
とても居心地の良い職場でしたし、リモートワークに変わるのが自分だけというのもあって少し複雑な気持ちでしたが、ともあれ念願のリモートワーカーになることが出来ました。
始業時と終業時にはSlackでメッセージ送信。
必要に応じて直属の上司とWebミーティングし、仕様等の打合せ。
特に困ることもなく、淡々と仕事をこなす毎日が続きました。
それなりに開発のタスクはこなせていましたし、職場の人たちとも割と打ち解けていましたので、毎日楽しく仕事ができていました。
とても仕事のしやすい環境でしたし、このまま長く続いて、経験値を上げていけたら…そう思っていた矢先のこと。
そろそろ契約更新の話が出てくる時期だなぁ…と思っていたら、チーフエンジニアから声がかかり、オンラインミーティングとなりました。
「大変申し訳ないのですが、9月末で契約終了とさせてください。これは完全に弊社の都合なので、本当に申し訳ないです…。」
とても残念なお知らせでしたが、文句を言っても仕方ありません。唯一救いだったのは、「佐藤さんの仕事が遅いとか、スキルが足りていないという訳ではなく、単純に自社の方針転換によるものです。本当に申し訳ない…。」と仰っていただけたことでした。おそらくは、エンジニアの正社員採用がうまく進んだために業務委託を減らす方向に舵を切ったのではないか、と勝手に想像しています。
さて、こうなると急いで次のお仕事を探さなくてはなりません。
もちろん次も、フルリモートでWeb系の案件を狙いたいところです。となると、またしてもエージェントに頼らず、自分で探さなくてはなりません。
ちょっと期間は短いけれど、一応は6か月のLaravel + Vue.js の実務経験を積むことができたので、以前よりは楽に見つかるのでは…。
そう楽観的に考えながら、Twitterを使ってみたり、Wantedly でカジュアル面談を申し込んでみたり、さまざまな会社に問い合わせる日々が続きました。
ところが、これがなかなかうまくいきません。
本来なら間をあけず、スムースに次の案件に入りたいところですが、契約終了の9月末になっても、次の案件が決まっていない状況でした。
これはまずい…。
このまま行くと、またしても資金ショートが発生して生活費がまずいことになります。
ですが、焦ってどうなるものでもありません。
直近の6か月間は、以前よりも高単価で契約できていたので、一応は1か月ぐらい間が空いてしまっても持ちこたえられそうです。
ここは少し落ち着いて、長期戦で取り組もう…。
そんな風に考えながら、無職状態のまま10月が始まりました。
探している案件の条件としては、
ということになります。半年前の状況を考えると、「また随分とわがままなこと言ってません?」と自分でも思います、はい。
が、「こんな身勝手な条件でも、意外にOKしてもらえる」という実感はありましたので、ともあれ粘り強く探すべし。
特に、こちらの GitHub で管理されている情報を知ったときには「こんなにたくさんあるのか!」と勇気づけられる思いがしました。
この第2版を書いている時点では、COVID-19 の影響でリモートワークという働き方が普及していますが、当時はまだまだ「先進的な一部の会社が取り入れはじめた」という状況でした。
あまたあるフリーランスエンジニア向けエージェントでも、いくつかの会社が「リモート案件たくさん揃えてます!」とうたい始めたころで、そういったサイトを探しては会員登録し、履歴書や職務経歴書をアップロードし、オンライン面談を受け、結果にがっかりする…なんてことを繰り返していました。
なかなか手応えも感じられないまま、時間だけが過ぎていきます。
時が経つにつれ、「さすがに11月からは働いている状況をつくらないとまずいなぁ…」と焦りが募ります。
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