Googleドライブの仕様が変わっていて「マイドライブ」で同期するローカルフォルダの変更に手間取ったお話
[2023/02/22]
僕が日記を書くようになったきっかけはとても分かりやすくて、「朝」日記の奇跡 という本を読んだから。(Amazonアソシエイトリンクです↓)
影響受けやすいんです。良く言えば「素直」ってことで・・、はい。
とは言いつつ、実のところその本に書かれていた内容はほとんど覚えていなくて、
という、いわゆるフレームワークになっていて、「気負わずに書ける」・・っていうぐらいの内容しか思い出せなかったりします。
自分なりにいろいろやり方を変えながらも、調べてみると、この記事を書いている時点で、9年以上続いています。
例えばこんな↓感じ。(内容はサンプルです。実際には天気なんかもメモしてます。)
既に習慣になってしまっていて、「書かないと気持ち悪い」レベルなのですが、はて、そもそも日記を書き続けてきた価値はあったんでしょうか?
ふとそんな問いが頭に浮かび、「あれ・・?」と、ちょっと冷や汗が・・。
いや、9年も無駄なコトしてたなんてことになったら随分イタイ人になってしまいます。そんなワケない、きっと良いことがあったはず・・と、冷静に自問自答しつつ、「ふりかえり」をしてみることにします。
もし日記を書かなかったとしても、誰かに怒られる訳でもないし、収入が減るわけでもありません。
逆に、もし日記を書いたとしても、誰かに褒められるわけでも、収入が上がるわけでも無いんですよね。
だったら別に書かなくてもいいじゃん。
と言いたくなるんですが、それでもお勧めする理由があるような気がしています。
年齢を重ねるとともに、なぜか早くなっていく気がする月日の流れ・・。
毎日を忙しく過ごしていると、知らないうちに時間が過ぎてしまい、毎年恒例、11月下旬ごろの「はっ!もう年末じゃんっ!?」というパターンに。
日記をつけていると、この現象が多少和らぐような気がしています。
と言うのも、日記を書くタイミングで「今日1日」の自分を俯瞰することが出来るので、1日という時間の経過と、その充実具合について「ま、こんなもんか」と少しだけ納得しながら区切りを付けられるんですよね。
前出の書籍に出てくる「小さなテーマ」には、デフォルトで「良かったこと、幸せだったこと」というテーマが入ってます。
そうすると、つい「なんか良いことあったっけ?」と考えてしまうんですよね。いわゆる「良かった探し」というやつです。
つらい環境だったとしても、何か一つぐらいは見つかるわけで、「コンビニの店員さんが可愛かった」とか、半ば無理やりにでも、探すわけです。
幸せは探すものじゃなく気付くもの、ってね。
そうすると、「ま、いろいろあるけど、戦争が無いだけでもありがたいことだよなぁ」なんて、ちょっとだけ力が抜けたりします。
ポジティブにガシガシ進んでいる時もあれば、ほんの些細なことで落ち込んでやる気が出ないときもありますよね。
好調と不調の波は、意外なほど危ういバランスでゆらゆら揺れているような気がします。だからこそ、負の連鎖に突き進んでしまわないように、毎日少しだけ、気持ちの軌道を修正するというのは大切なんじゃないかな、と思うのです。
いわゆる連用日記のような使い方が出来るので、「去年の今頃、なにしてましたっけ?」というのが簡単に見られるんですよね。
僕の場合は、年が変わるタイミングでExcel日記のファイルをコピー。で、ファイル名のYYYY部分を新年にして、元旦から上書きしていく、というスタイルにしています。
こうすると、まさに「去年の今って何してた?」が嫌でもわかるんですよね。フリーランスのエンジニアになってからも続けているので、「あ、年明けの初日って、午前中は経営者の年頭あいさつでつぶれるんだった・・」とか気づけます。
さらに、去年のもうちょっと先の時期を見てみると、「あ、そういえば○○の時期か・・。そろそろ□□の準備しなくちゃ。」とか、「ん?今頃風邪引いてた?気をつけねば・・」なんてちょっとした未来予測が出来たりします。
予測と言うほどのものでもないんですが、事前に気づくことが出来るとちょっと得した気分になれます。
また、家族や周りの人に「そいえば、もうすぐ○○だよね」なんて教えることも出来て、結構便利なのです。
では反対に、デメリットはあるか?と考えてみると、あまり思いつきません。強いて挙げるとすれば、この2点ぐらいでしょうか。
当然、日記を書くのに少しだけ時間がかかります。とはいえ、慣れてくれば5分程度ですし、うんうん唸って長い高尚な文章を書くわけでもないので、そんなに負荷がかかるわけでもありません。
正直なところ、書き始める直前に、ちょっとだけ面倒くささが首をもたげてきますが、来年の自分のためだと思って乗り越えましょう。
たいていの場合、日記って「自分しか見ない」という前提で書くものだと思います。
なので、愚痴だとか、人には言えない正直な気持ちなんかも書くことがあるわけで、これを誰かほかの人に見られたらと思うとゾッとします。考えたくありません・・。
そういうリスクが増えるという点ではデメリットかと思います。
と、聞かれれば、やはりYesと答えます。
今回、この文章を書いてみて、自分でも少しホッとしました。日記を書き続けたのは、やっぱり無駄じゃなかったなと思えたからです。
目に見える形でリターンが得られるわけではないのですが、毎日少しだけ、自分自身を見つめることが出来るというのは、とても良い習慣だなと思えるのです。
というわけで、この文章を読まれた方に、ちょっとしたコツをお伝えしておこうと思います。
その1:ひな型作りました
思いついたら、気持ちが冷めないうちにすぐやってみてください。
↓下にあるリンクからExcelファイルをダウンロードして、とにかく「今日一日どうだっけ?」を思い出しながら、気軽に書いてみてください。
“Excel1行日記用テンプレート” をダウンロード
FSE_ExcelDiary.xls – 408548 回のダウンロード – 31.00 KB
その2:「やる気」は信用しないこと
よし、これから毎日Excel1行日記をつけるぞ!とか思っても、絶対すぐ忘れます。
いい方法をお教えしましょう。
以上で、「強制的に思い出せる仕組み」が作れました。
習慣を身に付けるには、環境をどう作るか?に工夫を凝らすべし、っとね。