まとめ:フリーランスになるべきか、ならざるべきか…
フリーランスエンジニアになるべきか、ならざるべきか…。
結論から言ってしまうと、「どっちでもいいんじゃない?」が正直な回答でしょうか…。思いっきり無責任な回答に聞こえるかもしれませんが、初版を書いたころには7:3で「向いてそうな人以外はやめた方がいい」だったのが、現時点では5:5で「どっちでもいいと思うよ」に変化しました。
ただ、現実的な手段としては、今なら
ま ...今後の展開は?
さてさて、フリーランスになってからあっという間に8年が過ぎました。たまに「この先、どうなっていくのかなー」なんてことをフト考えることがあります。
それは悲観的になっているわけでもなく、かといって「ものすごくワクワクするか?」と言われると、そういう訳でもない…というのが正直な気持ちでしょうか。
ものすごくとんがっている訳ではないけれど、今まで自分なりに培ってきたスキルと ...
フルリモートワーカー再チャレンジ
1月から正式に参画予定でしたが、キャッチアップのために12月後半から時間を使って環境構築を進めていきました。(この時の作業に関しては、事前に確認し、きちんと稼働時間としてカウントして、請求書もお送りしていました。)
この当時はまだサービス自体がPMFしていない(お金を出してくれるユーザーがたくさんいるのかどうかが分かっていない)状態だったと記憶 ...
Web系エンジニアへの転身
さて、方向転換が決まり、エンジニアとして活動を再開するとなれば、今度は「いかに仕事環境をより良いものにしていくか?」についても考えなければなりません。
なにしろ、このまま行くと、
・100%エージェントに依存
・選べる案件は、経験のある Java や C# のみ
・紹介される案件は、ほとんどが客先常駐でスーツ着用
・地方なので、単価 ...
エンジニアへの復帰
さてこうなると、収入をどうするか?という大きな問題が発生します。
とにかく生活費を稼ぐための仕事を探さなければなりません。相変わらず、コンサルタントの仕事は全く軌道に乗っておらず、たまに相談が来る程度。自分でセミナーを主催して、見込み客を集めて…なんてことはしていたんですが、思ったようにはうまく行っていませんでした。
となると、選択肢として一番堅 ...
再チャレンジ
そして経済面をリカバーするため、久々にエージェントさんに連絡してみます。
と、そこで思い出しました。東京のほうでは、週に3日だけ働く案件がチラホラあるらしいのです。
普通に客先常駐してしまうと、平日昼間の時間に自由が効かなくなります。例えば、Webサイト制作を依頼してくれたお客さんと、直接会って打ち合わせをしたいときや、自分でセミナーなんかを開きた ...
みんな大好き、お金の話
次の案件が決まったのはいいけれど、気がつくと2月が終わろうとしています。当時は「確定申告って、自分もやらなくちゃいけない…の…?」という状態。「やばい…いい加減に手をつけねば…」と重い腰を上げたとき、すでに残された時間は約2週間でした。
ネットで安い税理士さんを探してみたりもしましたが、一番安いところで5万円弱。この金額自体、払えない額ではないけれどか ...
【第二章】フリーランスエンジニアのリアル
まずいことに気が付いたのは、スタートして半月ほど経った頃でしょうか。
それまで毎月の給料は自動振込みされており、全て奥さんの管理下にありました。いわゆる小遣い方式だったわけですが、独立後は主客逆転することになりました。
奥さんから見れば、それまで振り込まれていた約20万円(19万+残業代少々だったので大体このくらい)が減ると困るのですが、逆に言えば、毎 ...
はじめに
初めまして、佐藤 孝と申します。本書を手にとって頂きありがとうございます。
まずは簡単に自己紹介をさせて頂きたいと思います。
1970年代前半、愛知県生まれ。初めて仕事としてPCに触れたのは、知人から頼まれた「名刺をひたすらdBASEⅢに入力する」というアルバイトでした。当時はまだDOS/Vすら普及していない、PC98全盛の時期。学生のアルバイトとして時給70 ...
本書の構成
本書は以下の3部構成になっています。
第一章 【フリーランス0年目~1年目】ド田舎に引っ越して仕事がなくなってしまった筆者が、フリーランスエンジニアになった経緯を物語形式でお伝えしています。
フリーランスになろうか?どうしようか?と悩んでいる方に、「こんな人も居るんだなぁ…」と苦笑いしながらお読みいただけたらと思います。
第二章 【フリーランス1年目~6年目】